サシズメPRELUDIO
AM6:30
目の前の田んぼでは耕運機が動き出した。
遠くに聳え立つ山々は新緑を迎え、驚くほどの美しい色彩を放っている。
眠りついたのがAM5:30でなければ
もっと感動的に見えたはずだと思いながらも
いつもとは明らかに違う心地よさに浸ることができた。
昔、あたりまえのように住んでいたこの場所も
個人的な長い年月とともに、唯一、時の経過を感じる事のできる場所になってしまった。
また戻ろう。
カエルの鳴き声がどんなにひどくても、いつもそう思う。
今日はロケハン。
同じような景色なのに、感じる空気はまったく違う。
途中、気が狂うほどの車の多さに苛立ちを覚えたが
冷静になってみると、カエルのそれと然程大差が無いことに気づく。
時代を生き抜くために必要な順応なのだと言い聞かせ
体の中のフォルダを整理する。
油断すると、すぐに散らかるそのフォルダは
いつの間にか多くなってしまったが
時代を生き抜くために必要なフォルダばかりだ。
R指定のフォルダだって同じ事だ。
整理を怠らないよう心がけよう。
久しぶりにお酒が呑みたくなっている。
明日はガブ呑みしようと思う。
そして次の日、また後悔しようと思う。
ゴールデンなウィークはもうちょっと続きそうだ。
まったくもって、いなせだ。
2008-05-05 02:13
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